ホームページ制作会社の選び方
うちはホームページ制作屋というよりホームページリニューアル屋だ。なぜかというと制作料金が高いから。
値段が高いから多くのお客様が「友村さんは、なんでそんなに高いの?ホームページって安く作れるんでしょ?」と無知のまま僕の元を去っていく。もちろん僕も追うほど暇じゃない。
そして数年後僕のところに帰って来る。そのときのセリフはこうだ。「安いホームページつくったけど全然集客できない。オシャレで見た目もかっこいいんだけどなぜか集客できない。値段高くてもいいから集客できるホームページを友村さんにプロデュースしてほしい」
さて、今日のコラムはホームページをリニューアルするときの質の高いホームページ制作会社の選び方だ。
色々あるけど、大きく4つにしぼった。
目次
- 選び方1:リニューアル前に現在のGoogle Analyticsをどこまで分析するか?
- 選び方2:リニューアル案件数の実績ではなく、リニューアル後の儲かり実績
- 選び方3:リニューアル後の付き合いの提案はあるか?
- 選び方4:担当は「金儲け」を理解しているか?
選び方1:ホームページ制作前に現在のGoogle Analyticsをどこまで分析するか?
既存のホームページでは集客できないからリニューアルするわけだが、まれに既存のホームページのGoogle Analyticsデータを分析せずに「もっと人の写真を大きく出して、明るい雰囲気にして、スマホのメニューをわかりやすくして、ライバルのココとココを取り入れましょう!」と感情に任せて提案してくる業者がいる。これは論外だ。
そしてリニューアル前の現在のHPのGoogle Analyticsを分析して提案してもらうことが大事なのだが、その分析具合でかなり差が出る。
アクセス数だけ見るのももちろん論外。
既存のHPをバケツに例えたら、底のどの部分に穴があいてしまっているか分析しないといけない。(穴を埋めないと、水(お客様のアクセス)を入れてもしょうがない。)
僕はリニューアル前のサイトのデータを徹底的に分析する。
- どのページがお客様を呼び込んでいるのか
- どのページの滞在時間がながいのか
- どのページで離脱率が高いのか
- どのページを見た人がお問合わせや注文ボタンを押しているのか
このようなことを数学的に洗い出して、感情を抜きにしてリニューアルしないと100%失敗する。
選び方2:リニューアル案件数の実績ではなく、ホームページ制作後の儲かり実績
ホームページ制作会社がよく自社のHPで「制作実績」としてたくさんプロデュースしたHPを掲載している。だけど大事なのはそれらのHPでクライアント様がどれだけ集客できて儲かったのか?大事なのはココだけだ。
つまり制作実績ではなく、アクセスが増えた儲かり実績をどれだけ出せるかを確認してほしい。
選び方3:リニューアル後の付き合いの提案はあるか?
ホームページはバーチャルの営業マンだ。いいHPができたらずっと半自動で集客できるかというと絶対にできない。常にGoogle Analyticsをみてコンバージョン率(
問い合わせや注文率のこと)を上げ続けないといけない。そのための月額顧問契約プランを用意しているかどうかを確認してほしい。
選び方4:担当は「商売」を理解しているか?
これは完全にポジショントークで恐縮だが、僕のように自社でもビジネスを行っていて、お客様を集めて商売をするという体験をしたことがあるのかどうか?が大切だ。たまたまプログラミングが得意でホームページ制作をしている業者がほとんどなのだが、
- どの位置に
- どんなキャッチコピー
- どんな画像
- どんな動画
- どんな料金表
- どんなお問合わせフォーム
- どんな商品説明
を書けばお客様がお金を払いたくなるのか?これは商売人がもっているセンスのようなもの。
これをもちあわせていない人がホームページをつくるとただのオシャレな儲からないHPをもう一回作ることになってしまう。