AI社会で活躍するために学生の時からできることセミナー@比治山大学
講師
日程
2019年7月23日
会場
比治山大学 石田信夫教授のゼミにて。
比治山大学にて
先日は呉市の高校生向けにAI社会を語ってきたけど、うーん高校生にはちょっと早すぎたなー。って思っていたところで藤原編集長の紹介で比治山大学の石田先生のゼミで話をさせてもらう機会を得た。
やはり感度は高い
3年生と4年生に話がいるゼミで話をさせてもらったけど、やはりこの年代は就職がせまっているので高校生よりは感度が高い。最初は質問に躊躇していた様子だったけど、だんだん質問や感想をたくさんしゃべってくれるようになった。
僕がちょっとAI社会の恐怖をあおるような言い方をしたせいもあって不安に思ったかもしれない。
でもそうでもしないと時代が人材不足で学生に追い風なために自分が求められている人間だと勘違いしているかもしれない。そのためちょっと恐怖をあおった。
伝えたことの要点
まず一番伝えたかったことは恐怖をあおりつつ、本当は人類史上最高に個人の能力を発揮する最高の時代に生まれているラッキーさ。このラッキー具合をどうしても伝えたかった。
いやほんと偶然。
この時代に生まれたことが超ラッキーにわけですよ。 もうひとつ伝えたことは、これからは企業ではなく個人が輝く時代であること。
就職、正社員、出社などの言葉が徐々に死語になっていく未来の話をしながら少しずつ彼らのもっている常識を壊してあげることができたかな。
壊れないまでも少し位ヒビを入れることはできたと思う。
あとは彼らの感性次第。
人材不足を読み違えないようにしてほしい
いま人口ピラミッドがいびつ(いやまあ自然な流れと言えば自然ですが)なせいで人材がめちゃくちゃ不足している。
そのせいでどの企業も人材獲得のために福利厚生強化などあれこれ対策をねっているわけだ。
学生に言いたいのは、でも、これってたまたま今、普通に考えてただ人がいないってだけ。
君の能力が必要だからきて!って表面上は言うけど、本当に君に能力が高くて社会で付加価値があるわけじゃない。
ここをはき違えると、学生でも中途採用の転職者でも、俺って必要とされてる。俺がいないと困るんでしょ。みたいな勘違いを起こしてしまう。
冷静に自分を見つめ、時代の流れの中で柔軟に自分の立ち位置を決めて行こう!