フューチャリストとは?
フューチャリストとは、最適な日本語訳がなく、未来予測士や、未来予想家などと訳されることが多いです。実際僕も未来予測士と自分で名乗ることが多いです。
しかし実際は、未来を予測することが仕事ではありません。
テクノロジー、歴史、文化、世界経済などから未来を予測し、社会や企業にとって現時点でとるべき最適な手法を助言する仕事をする人のことです。
フューチャリストの仕事
フューチャリストのちょうどよい日本語訳がないため、未来予測士などと訳されることが多い。実際に僕も聞かれたら面倒なのでそのように答えることが多い。
しかし実際のフューチャリストの仕事は、未来を予測することではない。
未来を予測した上で、今現在、企業がとるべき最善の道が何かをアドバイスをすることだ。
日本ではなじみがない職業だが、アメリカでは、大手企業には当たり前のように社長の傍らにいる職業だ。
つまり僕は、フューチャリストの仕事は2ステップにわかれると考えている。
フューチャリストの仕事1:3つのインプット
未来を予測する上で大事な要素は3つだ、それは、
- 歴史
- テクノロジー
- 世界情勢
だ。この3つを知識としてインプットしておかないと、最適なアドバイスはできない。
フューチャリストの仕事2:アウトプット
3つのインプットを行いながら、フューチャリストとして質の高いアウトプットをする。アウトプットが前提でインプットをするとおのずと質の高い情報が集まってくる。僕の場合はフューチャリストして契約しているクライアント様および2030年の未来予測YouTubeでアウトプットを日々行っている。
フューチャリストという職業
職業というか肩書をフューチャリストと言うのは自由だ。僕もその一人。フューチャリストには明確な資格や定義があるわけではない。求められる素質としては、歴史、経済、テクノロジーい関する知識量やコンサルタントとしての経験値などが挙げられる。
VUCA時代だからこそ未来を予測しよう
VUCA時代(ブーカ時代)だからこそ未来を予測しましょう。VUCAは、以下の4つの単語の頭文字をとった造語で、
先行きが不透明で予測が困難な状態をあらわしています。もともと軍事用語でしたが、昨今ではビジネス業界でも使われるようになりました。
V(Volatility:変動性)
U(Uncertainty:不確実性)
C(Complexity:複雑性)
A(Ambiguity:曖昧性)
VUCA時代は、未来が読みにくい時代。だからこそテクノロジーを知り、少しでも未来を予測することが大切です。
こんな方へ
- 自分の会社の未来が心配
- 斜陽産業は自覚しているけどどんな一歩を踏み出せばよいかわからない
- これからはやる産業を知りたい
- DX改革して、新規事業を立ち上げたい
VUCA時代は、未来が読みにくい時代
だからこそテクノロジーを知り、少しでも未来を予測することが大切。 これはフューチャリストとしてポジショントークしているわけではない。コロナで先が見えない!と投げている場合ではない。
先が見えない世の中に求められること
先が見えない世の中でビジネスマンに求められる能力は基本的に2つだと思っている。
1.未来予測力
当たり前だがビジネスは先が読めた人が勝つ世界だ。だから、先が見えないからどうしようもないと言っていたら何も始まらない。
先が読みにくいからこそ、情報を集めて少しでも先を読むことが大事だ。
未来予測力とでも呼ぼう。
未来を読むといってもなにも占いで予言するなどの類ではない。
未来を読むコツは至ってシンプル、それはテクノロジーを知ることだ。良くも悪くも世界をけん引しているのはIT企業が開発したテクノロジー(ソフトウェアとハードウェア両方)だ。
この流れはこれから数十年は続くだろう。
だったらそのテクノロジーを毛嫌いせず、少しでも触れてみることが大事だ。
ペイペイみたいな電子マネーは怖い、現金がいい。と言っていてはあっという間に化石になってしまう。
また、フューチャリストが著者の未来予測本なども積極的に読むと良い。
2.レジリエンス
もうひとつはレジリエンス(失敗しても凹まず、すばやく回復する力)だ。
先が読めない世の中なんだから、何かに挑戦すると失敗する確率が増える。
しかし挑戦し続けないと成長できない。だからと言って挑戦して失敗し、そのたびにいちいちメンタル病んでいては新しいことに挑戦する意欲がいずれなくなってしまう。
そのためにはレジリエンスが高いことが大事だ。
失敗しても「まあうまく行かないのは当然っしょ!」と軽く受け流し、また新しいチャレンジをできる人間がVUCA時代を生き抜くことができる。
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