第四次産業革命以降の社会で活躍するために学生の時からできること@市立呉高校
講師
会場
市立呉高校
講演概要
機会があって地元の高校2年生160人の前で「AI社会で活躍する社会人になるために学生のうちから準備できること」と題して講演してきた。
「考える力」をもった大人こそが活躍できること。
AIの苦手なことは、クリエイティビティー、ホスピタリティー、マネジメントであることなど話してきた。 どんな職業につこうと、AIの波は必ずやってくるから、AIから逃げ回ることはできない。
AIとは何かを知った上で、AIと上手に付き合う働き方を若いうちから意識しておくことが大事になってくる。
出社、正社員という言葉は死語になる
一部の未来を予想する経済学者などがよく言う表現だが、「出社、正社員という言葉は死語になる」というのは間違いなく来ると思う。
現在フリランサーが日本はまだ2割弱でアメリカの半分以下の割合だが、フリーランサーがアメーバのように個人で動き回り仲の良い外注先と繋がる。というのが僕の想像している未来のビジネス社会。
頭が良い人間になろう!
考えるちからをもとう!と言われてもピンとこない人のために、頭が良い人になろう!とよく言うことがある。
頭が良い=勉強ができるではない。
ぼくは東大で、めちゃくちゃこれを痛感した。
つまり、これは明大の文学部教授の齋藤孝氏の言葉を借りると、頭が良いとは、誰にでもわかる言葉で、できるだけ短時間で、100%誤解なく自分の考えを相手に伝えることができる人のこと。
そういう意味で東大には頭が悪い人がたくさんいた。このような人間になることがまずは学生のうちから準備できる第一歩になると思う。
まとめ
AI社会で活躍できるのは、考える力がある人。特に人間が活躍できる分野は、クリエイティビティー、ホスピタリティー、マネジメント。
学生のうちからできることは、頭がよくなること。頭が良いとは勉強ができることではなく、誰にでもわかる言葉で、できるだけ短時間で、100%誤解なく自分の考えを相手に伝えることができる人のこと。