社名の由来
ミジンコという社名について
友村さん、なんで「株式会社ミジンコ」という社名にしたんですか?という質問をよくいただくのでここに一応書いておきます。もしもご興味があったらご覧くださいm(_ _;)m
※ちなみにミジンコは売っていません。たまに売ってくださいと電話がありますw
社名がミジンコになるまでの経緯
1.悩み
ミジンコを設立する2014年当時、私は「何か」で悩んでいました。正直その悩みがなんだったのか覚えていません、それぐらい大した悩みではなかったということだと思います。
そして、そこにたまたま居合わせた妹にその悩みを相談したことを覚えています。
2.妹の反応
その悩みを相談した瞬間、妹があきれ顔で「はっ!?マジでそんなくだらんことで悩みよん? 兄ちゃんって、ほんまミジンコ程度のちっちゃい人間じゃね。」
3.嬉しかった
思いっきりディスられたわけですが、僕にとってはその言葉が褒め言葉に聞こえたんです。
僕は嬉しそうにニヤニヤしながら、「そーか、、、俺はミジンコ並みか、、、なるほど~」
ディスられてニヤつく僕をみて妹は「何ひとりで笑っとん?キモちわりぃ~」と吐き捨てるように言って部屋を出て行きました。
なぜ僕には褒め言葉に聞こえたかと言うと、僕にとってミジンコという生物は凄い生物だからなんです!
4.ミジンコの生体
ミジンコは体長1mm程度で、田んぼや池などに生息しています。寿命は1か月程度ですが、この間必死で、田んぼの中をバタバタ一生懸命泳いでいるだけ(笑)。
そして通常はメスだけで存在していますが、そのコロニー(生息域)で絶滅しそうになると、その集団の誰かがオスに性転換します。
そしてメスは卵を産んで絶滅を免れます。このように環境の変化に対応して種を保存する力をもっています。
5.僕がリスペクトする2つをもっている
①一瞬の寿命を惰性ではなく必死で生きる(バタバタしているだけですが。)、②変化に対応できる。僕はこの2つを心底すごいと思っているので、僕にはなぜか「ミジンコ程度の人間」という言葉が最上級の褒め言葉に聞こえました。
6.僕の寿命も宇宙からみたらミジンコ
子供の頃から宇宙が好きで宇宙の研究のために大学院まで行った僕は、宇宙の無限さ、時の流れの無常さ(宇宙が誕生して138億年)を知れば知る程、宇宙視点で見ると人間もミジンコも寿命は誤差みたいなもの。
存在価値も同じようなものと感じていました。
7.そうだ僕もミジンコだ!
そう思ったら「俺の寿命なんてしょせんミジンコ程度、僕の一生なんて宇宙からみたらまばたきみたいな一瞬の火花なんだから、その寿命がある間は、くよくよ悩むのはやめて、周りの目も気にせず、本当に自分の生きたい人生を歩もう!」
と考えるようになりました。
そしてその思いを忘れないようにするために自戒の念を込めて株式会社ミジンコという社名にしました。