AI(人工知能)社会やロボットは人間の仕事を奪う?
AIの仕事の未来
AIは人間の仕事を奪うか?
これはAIをテーマにしたら必ず話題になる。
僕がAIについて講演するときも必ず質問ででる。絶対にでる。
さて結論から言うと、僕の考えは、「奪う」だ。もっと言うともう既に「奪い始めている」。
楽観主義者は過去の3度の産業革命同様、なくなる仕事があっても、新たに生まれる仕事があるから大丈夫と言う。
これはAIを知らない人が勝手に歴史になぞらえて考えているだけ。僕に言わせれば無知だ。
確かになくなる仕事があれば生まれる仕事もあるだろう。ただしそれはAIプログラマー、ロボットメンテナンス技師、ドローン操縦士など特殊な仕事が多くなる。
どちらが正解かは重要ではない、奪われると思った方が良い
ただし僕が言いたいのは、人間の仕事が奪われるか、奪われないかその正解などどうでもよい。
奪われなかったらラッキーだ。
しかし奪われるなら、AIに奪われにくいジャンルの能力を鍛えておかないといけない。そのためには、「奪われる」というマインドで臨んだ方が危機感もあって、スキルが身につくに決まっている。
結果仕事をAIに奪われなかったとしても、別にいいじゃん!
それはそれで自分のスキルは上がっているから問題ない。 このように奪われる前提で過ごした方が良いことがたくさんあるってことを言いたい。
現状の人不足の原因
いま現時点で人不足が起こっている。これはAIとは全く関係ない。単純に労働人口が少ないだけの話。
専門家によればこれも2030年ごろには解消されるとのこと。つまり2030年ごろには、AIの進化によりあらゆるジャンルの仕事がAIに置き換わり始めると考えている。
先日中国でAIニュースキャスターが登場した。
はっきり言ってほとんど違和感ないぐらい人間に近かった。顔の表情も一見CGとは分からないほどだ。とても流ちょうにニュースを読み上げていた。
こうやってニュースキャスターという選ばれた人だけができる仕事まで一瞬で置き換わってしまう。これがAIの脅威だ。
まとめ
AIが人間の仕事を奪うか奪わないかは重要ではない。
重要なのは奪われることを想定して、スキルを磨いておくこと。AI社会でもニーズがある人材になっておくことが肝心だ。