斜陽産業とわかっているのになぜ行動しない?
斜陽産業と知っているか知らないか
自分の会社の売り上げが右肩下がりで斜陽産業だと分かっているのに行動しない人が、行動を起こさないとまずいよ!というコラムを書く。
でもその前に、大前提として、自分のいる業界が斜陽産業かどうかわからない。という人はいないだろうか?AI(人工知能)社会で業界を見極められないのは致命的だ。
今すぐにAIとはなにか?僕のユーチューブチャンネルをチャンネル登録して欲しい(笑)
知っているのに行動しない理由
さて、AI(人工知能)社会で自分の業界が斜陽産業、つまり未来がない業界とわかっているにも関わらず行動しない理由は明らか。前回のコラムでも書いたが、
- 「なんとなく食えているから」
- 「なんとなく仕事あるから」
- 「なんとなく定年まで逃げ切れるかもしれないから」
- 「同業が焦っているように見えないから」
こんな理由だと思う。
資本主義の原理は倒産と失業
今日はちょっと厳しいこと言うけど、資本主義の原理原則は経済学者の小室直樹氏によれば倒産と失業だ。倒産と失業こそが資本主義の生命だとまで言い切っている。
そしてこの資本主義の原理原則が、AIの進化によって加速度的に起こっている。
つまり倒産と失業が加速度的にこれから日本で起きると僕は思っている。
地方の零細企業はこの原理原則が伝わるのが遅い。つまり国が不景気→大手が不景気→中小企業が不景気→零細企業が不景気という順で、当たり前だが仕事の流れがそのまま景気の流れになるのでタイムラグが生じる。
僕が言いたいのは、一気に地方の零細企業が不景気になったときは手遅れってこと。
普通に考えて人口が減っている(日本市場が縮小している)、世界で競争に負けている(世界でシェアを奪われている)現状では、零細企業は国内で上から仕事をもらうのを待っている場合ではない。
どんどん新規事業を立ち上げ、市場を開拓し、生き残りをかけて動かないといけない。
それこそがむしゃらに走りださないと、ゆでガエル状態になりかねない。
オリンピックが終わって経済学者が言うように本当に不景気になったら、そのときちゃんとまじめに動くわ!では遅い。