インターネットで勝機があるブランド戦略
検索数の多いキーワードを優先的に選ぶ
今日は前回のコラムの続きです。たとえば整体を開業している方がホームページを作るときにメインメニューに何を用意すれば良いかというところで、「肩こり」が良いと言いました。この理由は、日本では「整体」と一緒に検索されるキーワードで「肩こり」の件数が多いからなんです。つまり肩こり 整体という検索のことです。
キーワードアドバイスツール
なぜそんなこと私が知っているかと言いますと、googleが無料で提供しているキーワードアドバイスツールというツールを使って調べたからです。詳しい使い方はインターネットで検索するといくらでも表示されますのでここでは割愛します。このツールを使えば自分が気になるキーワードがgoogleのトップページで毎月何回検索されているか無料で知ることができます。つまり世の中のニーズを知ることができるということですね!これってすごいことだと思いませんか?
整体に行きたい人の一番の悩みは肩こりだった
このツールで、「整体」と入力して世の中のニーズを調べてみましょう。そうすると「肩こり 整体」は月間2300件、「腰痛 整体」は月間1700件、などと整体と一緒に検索されている複合キーワードが表示されます。そこで整体に行きたい人の一番の悩みは肩こりなんだと知ることができるわけです。
自分の感情でホームページのメニューを用意しないこと
自分が好きだからという理由で、まったく検索されないような体の部位の整体メニューを用意したホームページをつくったとしても、それはニーズがないので集客は難しいということになります。 整体に限らず、弁護士、自動車整備、美容院、エステ、など何でも当てはまります。
皆さんはご自身の商売の「プロ」なので、「初心者」であるお客様の気持ちはもう分からないのです。そんなときこそ感情を抜きにしてヤフーキーワードアドバイスツールを使って、本当にお客様が求めているサービスを探しなおしてみてはいかがでしょう。ちなみにグーグルもキーワードプランナーという同様のサービスを無料で提供していますのでそちらも併用することによってさらに詳細な検索ニーズを調査することができます。