「儲かる仕事にはどんなものがあるか知りたい」
「儲かる仕事の選び方を知りたい」
「将来が不安だからキャリアを見直したい」
このような悩みを解決する記事です。
儲かる仕事をやるためには、特徴や選び方のコツを理解することが大切です。時代の流れをつかみ、正しいスキルを習得できれば、儲かる仕事につくことはそう難しくありません。
そこで本記事では『2030未来のビジネススキル19』の著者で、未来予測のプロであるフューチャリスト友村晋が以下の内容を解説します!
- これから儲かる仕事の特徴3選
- 2030年も儲かる仕事ランキングTOP5
- 儲かる仕事を選ぶ3つのコツ
- 儲け続けられる人材になる方法
収入やキャリアアップを考えるのに役立つ内容となっています。ぜひ最後までお読みください!
これから儲かる仕事の特徴3選
これから儲かる仕事には3つの特徴があります。儲かる仕事のランキングを見る前に、特徴を把握して理解を深めておきましょう!
- AI(人工知能)に奪われづらい仕事
- 社会に求め続けられる仕事
- 成長し続けている業界の仕事
1つずつ深掘りしていきますね。
1.AI(人工知能)に奪われづらい仕事
当然ですが、AIに仕事が奪われるようでは儲けるのは難しくなります。儲かるどころか、仕事を失ってしまう可能性すらあります。
そこで重要な3つのキーワードがあります!
- マネジメント:社長・役員など人をまとめる仕事
- ホスピタリティ:おもてなしのある接客
- クリエイティビティ:人の悩みとその解決方法を発見する仕事
これら3つに該当する仕事はAIにはできません。ロボットには感情がないからです。
人は感情で動く生き物なので、相手の状況に応じて適切に対応することに価値があります。
2.社会に求め続けられる仕事
社会に求め続けられる仕事は、ニーズがなくならない仕事ともいえます。衣食住にかかわることや人間の欲求は人類が存在する限り求められるからです。
衣食住であれば、
- 着るものがなければ寒さをしのげない
- 食べなければ生きられない
- 住むところがなければ安心できない
のような状態になるのを避けるため、関連する仕事もなくならないでしょう。
また、電気や道路・インターネットなどの生活インフラも、社会になくはならない仕事です。
社会のニーズに関連する仕事は、儲けるという観点でみると息が長いといえます。
3.成長し続けている業界の仕事
業界全体が成長し続けていることも、儲かる仕事における特徴のひとつです。
成長している市場は、どんどん規模を拡大しながら多様化していきます。つまり、後発で参入しても儲かるチャンスがたくさんあるわけです。
たとえば、農業や介護福祉業界がそれにあたります。
ちなみに日本の農業市場規模は250億円。2025年には2倍の500億円になるといわれています。
一方で、1960年に1500万人もいた農家は、2025年には50万人に減る予測です。それなのに成長予測があるのは、輸出とテクノロジーによる伸び代があるからです。
輸出では、日本食のブランド力と世界人口の増加により好循環が発生。さらにアナログの作業がまだまだ残っている農業では、テクノロジーによる自動化の余地がまだまだあります。
したがって、儲かる仕事のチャンスも豊富にあるといえるでしょう。
なお、これから伸びていく業界については、こちらの動画「2030年の未来予測、ますます伸びる転職におすすめの業界、どんな市場の仕事が人気?ひろゆきも注目している8業種を紹介」でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね!
2030年も儲かる仕事ランキングTOP5
ここでは2030年も儲かる仕事をランキング形式で紹介していきます。
なお、儲かる仕事につけたとしても、求められる人材にならなければ稼げるようにはなりません。具体例を交えて解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
- 1位.営業職
- 2位.マーケター
- 3位.マネジメント
- 4位.先生業 コンサルタント業
- 5位.ホスピタリティンの高い接客業
1つずつ深掘りしていきますね。
ちなみに今から解説する内容は、YouTube動画「伸びる職業、稼げる職種ベスト5、2030年に向けて伸びていく仕事とは?」でも解説しています。あわせてチェックしてみてください!
1位.営業職
ビジネスは基本的に営利目的です。売上を立てないとならないため、お客様を連れてくる営業職を儲かる仕事の第1位にしました。
売上を立てて利益を上げたい会社には必ず必要な存在です。
AI(人工知能)が発達した現代でも、最後に契約を交わすのは人と人です。つまり人間同士の信頼関係を大切にする必要があります。
顧客は「この人なら信頼できる!」と判断したときにお金を払います。
無愛想で信頼に欠ける人からは、何も買いたくないと感じるのが自然でしょう。
1つたとえ話をします。
残念な話ですが、オレオレ詐欺はあれだけ有名で、みんな気をつけているはずなのになくなりません。年間の被害は1万5千件近くもあります。
1番の要因は優秀な営業マンが犯罪行為をしているということ。会社で働くよりも儲かってしまうため、スキルのある人が集まってしまうのでしょう。
たとえが悪いかもしれませんが、ビジネス視点で考えると営業マンの重要性がわかる事例です。
このような理由から、これから儲かる仕事の第1位を営業職にしました。
2位.マーケター
マーケターとは、商品やサービスを売る仕組み作りをする人のことを指します。
日本では、マーケターが圧倒的に足りていない状態です。ということは、力をつければ儲けられるチャンスがまだまだあります。
代表的な職業は以下のとおりです。
- Webマーケター:Webを駆使して集客から販売の導線を作る
- データサイエンティスト:データを分析して顧客の課題解決を図る
- データアナリスト:データ分析によって未来を予測する
一番の特徴は、感情抜きのデータで確率の高い判断・提案ができること。
一見難しいように感じるかもしれませんが、数字をみて客観的に判断するため、案外誰でもできますよ!
ほかにも、見込み顧客に価値を感じてもらえるような訴求ができる企業もまだまだ少ない印象です。実際に私が住んでいる広島であれば「広島 ホームページ 作成」で検索すると、以下のような提案が並びます。
- 短納期で作ります
- おしゃれなホームページを作ります
- かっこいいホームページを作ります
これでは、顧客が本当に達成したい目的が伝わりません。つまり、サービスの価値を感じてもらえないということです。これらにWebマーケティングの要素が入ると、以下のようなキャッチコピーに変わります。
- 儲かるホームページを作ります
- 集客できるホームページを作ります
Webマーケティングができれば、こんなに魅力的な訴求で提案可能です。
本記事を読んでいるあなたは、マーケターの重要性を知れたでしょう。ぜひ、今日からマーケティングのスキルを学んでみてください。
3位.マネジメント
マネジメントとは、簡単にいうと人間の管理です。
「部下をマネジメントする」なんて言いますよね。
上手く管理・指導して目標へ導きます。このように、組織で人間を管理するマネジメントは無くなりません。
なぜなら、人間はロボットに管理されたくないからです。好意的で尊敬できるような人と一緒に仕事した方が気持ちがよいと感じます。
これは相手の性格や感情に合わせて話ができる人間の特権です。
4位.先生業 コンサルタント業
「少子化が進んでいくなかで塾の先生が儲かるの?」と疑問に思われるかもしれません。
しかし、以下のような先生がいたらどうでしょうか。
- 日本一上手に物理を教える先生のYouTube動画
- 一人ひとりの性格や特性に寄り添った指導をしている先生
どちらも高い希少価値のある指導者です!
たとえば、数学が苦手な野球好き少年には「野球の場合はこうだよ!」と教えていくイメージです。全員に同じ教え方はせず、その子がわかりやすい形に変換します。
コンサルティング業が儲かる理由も同じ要領です。企業経営やカウンセリングにおけるアドバイスが、すべて同じになることはありえません。
経営状況や個人の悩みはみな違うので、最適な助言が求められます。このように、人によってアウトプットする内容に差が出る仕事はテクノロジーに代替されにくいので、2030年も儲かる仕事となるでしょう。
5位.ホスピタリティの高い接客業
ホスピタリティを簡単にいうと「思いやり」「心からのおもてなし」です。
つまり、かゆいところにも手が届く接客のプロを指します。
満足度の高い接客ができれば、価格よりも価値で選ばれる人材になれます!
代表的な仕事は以下のとおりです。
- 高級リゾートホテルのホテルマン
- コンシェルジュ(情報やサービスの案内人)
- 料理が高いレストラン
- 料亭の接客スタッフ
どれも充実した接客がセットになってこそ満足できるサービスですよね。逆に誰でもできる接客は、儲けるどころか仕事を奪われてしまう可能性が高まっています。
たとえば「すかいらーくグループ」は、1年ほどで全国2100の店舗に配膳ロボットを3000台導入しています。ただ料理を運ぶだけのような接客は替えがきいてしまうため、今後は避けるのが無難でしょう。
なお、フューチャリスト友村しんのYouTubeチャンネルでは、今後のキャリア戦略に役立つ情報を発信しています。定期的に最新情報をお伝えしていくので、ぜひ活用してみてください!
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儲かる仕事を選ぶ3つのコツ
儲かる仕事の選び方にはコツがあります。重要なポイントを3つにまとめたので、1つずつみていきましょう!
- テクノロジーに奪われないかどうか
- 奪われて流れた先の仕事は人であふれていないか
- 2030年も通用するビジネススキルを理解しているか
深掘りしていきますね。
1.テクノロジーに奪われないかどうか
まずは「ロボットやテクノロジーに仕事が奪われないか?」を考えることからスタートです。
人間がやらなくてもいい仕事はどんどん増えていきます。
見極められなければ、儲かるどころか仕事自体を失ってしまうでしょう。
身近な例で言うと、大型トラックの自動運転は、日本でも実証実験が進んでいます。2023年4月にはレベル4まで解禁されており、限定された条件下では完全自動運転も可能です。(※)
ほかにも未来的なところでいうと、路線バスや電車の完全無人化、コンビニの自動精算なども実現する見込みです。
客観的に見て、自分の業務が自動化されるリスクはないのか検討してみてください。
なお詳細については、こちらの動画「将来性のない消える仕事7選【ひろゆきも指摘の無くなる仕事】この職業に転職するな!転職2.0」でも解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね!
※参考:国土交通省「自動運転の実現に向けた取り組みについて(pdf)」
2.奪われて流れた先の仕事は人であふれていないか
テクノロジーに仕事を奪われた人たちは、人間にしかできない職業へと流れていきます。
その結果起こるのが、働く人の供給過多です。
つまりイス取りゲームのように限られた席を奪い合う状態になってしまうわけです…!
仮にロボットやテクノロジーに奪われないとしても、給料は上がりにくいでしょう。人間しかできない仕事なら安心ではないのが現実です。
このような働く人の供給過多が起こる業界を見極めるには、スキルの再現性に着目しましょう。できる人がノウハウを教えても、なかなかできる人が育たないような仕事であれば、収入も上がりやすいでしょう。
3.2030年も通用するビジネススキルを理解しているか
儲かる仕事選びをしたいなら、2030年も通用するビジネススキルを理解して学ぶべきです。具体的には、以下4つがこれから身につけていくべきスキルです。
- 未来予測力
- 1次情報収集力
- フルモデルチェンジ力
- 課題発見力
なお、理解しただけでは知らないのと同じ状態です。ビジネスマンとして長く生き残っていくために、今日から実践してスキルを磨いていきましょう!
なかには私が作った造語もあるので、ピンとこない方もいるかもしれません…!
詳しい内容は、YouTube動画「4つのスキル前編:絶対に失業しない!?2030年に向けてニューノーマル、21世紀型の稼ぐビジネススキル4選」でがっつり解説しています。儲かる仕事選びに、ぜひ活用してください!
【+α】儲かる仕事より重要!儲け続ける人材になる方法
儲かる仕事を考えるうえで注意すべきポイントは、ランキングのどれかに当てはまっていればOKではないこと。稼げるようになりたいのであれば、魅力的な人材であることも重要です。
「あなたじゃないとダメ」と言われる人材になりましょう!
ポイントはレアキャラになることです。100万分の1の人材になれば、それだけで稼ぎ続けていけます。具体的には、100人に1人のスキルを3つ身につければ達成可能です。
具体的なステップは、YouTube動画「僕の年収が増えた本を紹介、グロービズの藤原和博さんの名著(ホリエモンやキンコン西野亮廣さんも絶賛)」で解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね!
ぜひこの記事を参考に、これから身を置くべき仕事を見極めて、儲け続けられる人材になりましょう。
なお、これから激動の時代をかしこく生き抜いていくための最新情報は「フューチャリスト友村しんのYouTubeチャンネル」で発信していきます。
定期的に更新していくので、ぜひ以下のボタンからチャンネル登録して見逃さないようにしてくださいね。
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