「ChatGPTの面白い使い方を知りたい」
「ChatGPTの新しい可能性を探している」
「最新テクノロジーで生活を豊かにしたい」
現在はGPT-4がリリースされており、機能の高さが話題となっています。そのため、単純な会話や疑問の解消だけではなく、仕事の効率化や生活の質を向上させるための「面白い使い方」を知りたい方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では『2030未来のビジネススキル19』の著者で、未来予測のプロであるフューチャリスト友村晋が以下の内容を解説します!
- ChatGPTの面白い使い方【仕事での活用】
- ChatGPTの面白い使い方【生活を楽しむ】
- X(Twitter)でバズったChatGPTの面白い使い方
ChatGPTは一過性のものではなく、今後さらに進化していくことが予想されます。
記事を参考にChatGPTを使い倒して、より豊かな生活を目指しましょう。
「ChatGPTが便利なのはわかっているけれど、正直詳しくは知らない」という方は、ぜひ関連動画も参考にしてください。知らないと本当に損なので、サクッと見ておきましょう!
ChatGPTの面白い使い方【仕事での活用】
ChatGPTは言語能力に優れ、さまざまな質問に回答してくれます。仕事で活用できる例を以下で6つご紹介します。
- アイデアの提案
- 翻訳
- プログラミング
- PDFの要約
- 議事録の作成
- 問い合わせ窓口、予約受付の自動化
一つずつ詳しく見ていきましょう。
1.アイデアの提案
入力した問いに対し、さまざまなアイデアを提案してくれます。人間が時間をかけて考えていたアイデアを、短時間で出してくれるのです。自分では思いつかない視点での回答が得られるため、物事を多角的に考えるヒントとなります。
たとえば以下のようなアイデアです。
- 商品のネーミング、キャッチコピー
- 広告の文章
- 課題の解決策
ChatGPTのアイデアに人間の発想力や思考力を加えると、業務効率の向上が期待できます。
効果的な広告制作に役立てたり、課題解決策を導き出せたりします。またChatGPTを使うことで、今まで何人かで分担していた仕事が一瞬で終わることもあるでしょう。
2.翻訳
ChatGPTには翻訳機能があり、100以上の言語に対応しています。「~を日本語にしてください/和訳してください」という指示で日本語に翻訳するため、海外とのメールのやりとりに役立つでしょう。ビジネス文書からカジュアルな文章まで、目的に合わせて訳文を作成してくれます。
翻訳の速度が速く、外国語のメール作成や情報収集を短時間で行い、従来の翻訳ツールより能力は高いです。
学習データ量が多いため、表現力が豊かであり、自然な文章になるといわれています。
翻訳の内容に納得いかない場合は、やり直しも可能です。英語で質問すると英語で返答してくれるため、英会話の練習にも役立つでしょう。
3.プログラミングコードの作成やデバッグ
ChatGPTは、日本語や英語だけでなくプログラミング言語にも対応しています。コードの生成やバグチェック、エラーメッセージの解読などが可能です。使用により業務の効率化が期待できます。
プロンプト(指示)はできるだけ具体的に入力するようにします。
質問内容や指示内容をわかりやすく、段階的に行うこともポイントです。
日々進化しているChatGPTですが、完璧ではないため、生成されたコードはテスト環境で動作確認を行うようにしてください。また、顧客情報や機密情報などを入力した場合、情報漏えいのリスクがあるため、利用後に削除する必要があります。
なおChatGPTには、チャット履歴の保存をオフにできる設定があります。デフォルトでは履歴保存が有効になっているため、とくにビジネスで利用する場合はオフに変更しておきましょう。
ただし、30日が経過するまではサーバーにデータが残る仕様になっています。多少のリスクを許容する必要があることには注意してくださいね。
なお、フューチャリスト友村晋のYouTubeチャンネルでは、ChatGPTのような最新のAI情報をわかりやすく解説していく予定です。定期的に新しい動画をアップしていくので、ぜひ以下のボタンからチャンネル登録をして見逃さないようにしてくださいね!
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4.PDFの要約
ChatGPTはPDFファイルの要約ツールとして活用できます。
自然言語能力が高いためできる使い方で、長い論文や報告書の要約などで役立ちます。
見出しごとの要約も可能です。
なお、ChatGPTの有料プランで利用できるプラグイン「Ask Your PDF」を追加するとさらに便利です。日本語だけでなく、海外のPDFの翻訳を要約できるため、翻訳の労力を省けます。PDFの内容について質問することもできますよ。
5.議事録の作成
会話中の発言を要約し、議事録を作成することが可能です。これまでは会議の内容を録音したり、メモしたりして後日作成する必要がありました。
ChatGPTと連携している議事録ツールを使用すれば、音声ファイルからの聞き取り、文字おこし、文章作成の作業が自動化できるのです。
OpenAIの音声認識モデル「Whisper」と連携することで効率化できます。Whisperの文字起こし精度は非常に高く、日本語の単語誤り率は脅威の4.9%です(※)。そのため、ChatGPTによる正確な要約と議事録作成が実現します。
会議の全体像をとらえ、必要な情報のみを採用するため、ムダのない議事録になります。
6.問い合わせ窓口・予約受付の自動化
ChatGPTは、カスタマーサポートとして問い合わせ窓口や予約受付として活用できます。24時間の対応が可能であり、顧客は問い合わせや予約がいつでもできるようになります。
一貫した対応をするため、人間のような担当者による差は生まれません。
さらに、迅速な対応をするため、顧客満足度の向上が期待できます。
このように、ビジネスにチャットGPTを活用することで生産性の向上が見込めます。
とはいえ、全社員に使い方を浸透させるのは難しいと感じる方も多いのではないでしょうか…。そこで、このような企業や団体の方々に向けてチャットGPTに関する講演会を承っております。
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ChatGPTの面白い使い方【生活を楽しむ】
ChatGPTは生活を楽しむためにも活用できます。日常で活用できる面白い使い方を6つご紹介します。
- レシピの提案
- 旅行案内
- 遊び相手
- X(Twitter)のポスト作成
- 詩や俳句、脚本の作成
- 画像の生成(DALL・E2、DALL・E3)
一つずつ見ていきましょう。
1.レシピの提案
毎日の食事レシピに悩む方も多いのではないでしょうか。そのようなときはChatGPTに聞いてみましょう。
冷蔵庫にあるもの、家にある材料で調理をしたいときに役立ちます。自分では思いつかないようなバリエーションのレシピを提案してくれます。1週間のメニューや、和洋中多様なレシピを提案してくれるので、メニュー作りが苦手な方におすすめです。
マンネリメニューの解消や節約にもつながりますよ。
2.旅行案内
ChatGPTはツアーガイドとしても能力を発揮します。
旅行をする場合、電車の時刻や経路などさまざま考えなければなりません。
条件を入力すると希望にそったプランを教えてくれます。
行きたい観光地や交通手段などをできるだけ詳しく入力すると、あなたにピッタリなプランを考えてくれるでしょう。友人や家族との旅行プランにぜひ活用してみてくださいね。
3.遊び相手
ChatGPTは遊び相手にもなってくれます。簡単なものだとクイズやしりとりなどです。
クイズの場合、解く人の年齢やシーンなど詳しい条件を入れると、対象者にあったクイズと解答を作成します。しりとりも可能ですが、ChatGPTはしりとりのルールを把握していないためすぐ負けてしまいます。
あくまでも暇つぶしとして使ってみてください。
4.X(Twitter)のポスト作成
X(Twitter)を利用している方の中には「毎日のポスト内容が思い浮かばない」という方がいるかもしれません。そこで、ChatGPTが役に立ちます。
140文字以内という条件の下、キーワードやハッシュタグを入力するだけで投稿が生成されます。ChatGPTの案をベースに内容をアレンジすれば完成です。
ChatGPTの多彩な表現力も楽しんでみましょう。
5.詩や俳句、脚本の作成
ChatGPTは詩や俳句、脚本の作成も可能で、言語能力やクリエイティブな力が役に立ちます。
詩や俳句は日常目にする情景や、喜怒哀楽の感情を表す手段であり、誰もが作れます。しかし、どうしても思いつかない場合もあるでしょう。そのようなときはChatGPTの力を借りて、一緒に考えてみるといいのではないでしょうか。
テーマや雰囲気を入力すると、詩人や俳人のように表現してくれます。
詩や俳句の新たな世界が開けるかもしれません。
アメリカでは、ピクサー流の脚本も書けるとして話題で、脚本家の仕事を奪うとして議論になっています。クリエイティブに関わる仕事の人は、ChatGPTがもたらす負の影響も注視する必要があるでしょう。
ストーリー性のある物語を作成できるため「ChatGPTが作成した台本による映画」を見る日も近いかもしれません。法整備がすすみ、クリエイターと共存できる未来となることを期待したいですね。
6.画像の生成(DALL・E2、DALL・E3)
DALL・E2とはOpenAI社が開発した画像AIツールです。言語を入力すると画像やイメージが生成できます。
聞くたびに異なる画像を生成し、唯一無二の画像ができ上がります。
2023年10月にはDALL・E3の利用が可能となりました。DALL・E2よりも多くのニュアンスや詳細を理解できるため、画像生成能力が飛躍的に進歩しています。画像はクリエイターだけでなく、誰もが作成できる時代になっていますよ。
なお、チャットGPTの講演を全国で実施しております。一般的な使い方の話だけではなく、生成AIの出現による未来予測や実務への適用方法など、みなさんの生活に関わる話も盛りだくさんです。
会社や教育機関における研修として、ぜひご活用ください!
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X(Twitter)でバズったChatGPTの面白い使い方
ChatGPTの面白い使い方はたびたびSNSで話題となります。ここではXでバズった面白い使い方3例をご紹介します。
- SNSの炎上対策
- 講義の資料作成
- 人生相談
それぞれ解説していきます。
1.SNSの炎上対策
ChatGPTは、SNSの炎上リスクをチェックしてくれるとの投稿がありました。プロンプトや投稿文を入力すると、問題点を指摘してくれます。改善策も提案してくれるため、炎上リスクを避けられるでしょう。
自分が普段使っている言葉を入力し、確認してみるといいかもしれません。
ただし、ChatGPTは完璧ではありません。
倫理的・道徳的に問題がないか自分でも配慮し、投稿するようにしましょう。
2.講義の資料作成
ChatGPTは教育の場でも注目を集めており、講義の資料作りに役立ちます。有料のプラグイン「Code Interpreter」を導入することで可能となります。
ある大学の学生は、不足しているトピックがあったため講義資料を作ってみたところ、講義で使うレベルのものができた、とポストしていました。
今後、学習支援ツールとしての発展も期待できます。
3.人生相談
ChatGPTは学習した情報から人間のような回答をするため、人生相談も可能です。Xの投稿者は「親身な文章で、現実的なアドバイスをくれた」とポストしています。
特定の偉人になりきってもらい、アドバイスしてもらえば、気持ちも楽になるかもしれません。
歴史的な出来事や人物についてChatGPTと会話することで、その時代の文化など深く理解することもできるでしょう。
過去の偉人に恋愛やキャリアについて相談してみるのも面白いのではないでしょうか。
2023年9月には音声会話ができるようになったため、さまざまなところで話ができるようになりました。気軽な相談相手が欲しい方は利用してみるといいでしょう。ただし「人間の心」を持っているわけではありません。
あくまでもアイデアやヒントをもらうツールとして活用してください。
もし深く悩んでいるときは、必ず専門家に相談するようにしましょう。
ChatGPTができることは他にもさまざまあります。関連記事「【初心者必見】ChatGPTができること7選!使い倒した筆者が宇宙一わかりやすく解説」も合わせてお読みいただき、ChatGPTの理解を深めてください。
なお、フューチャリスト友村晋のYouTubeチャンネルでは「自分の力でお金を稼ぐ!」をメインテーマに、2030年の未来予測と生き残り戦略について解説しています。チャンネル登録をして、見逃さないようにしてくださいね!
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