「AIは身近ではどのように活用されているのだろう」
「AIの面白い使い方を知りたい」
「生活やビジネスでのAIの活用事例とは?」
AIは身近な存在となり、ビジネスや日常生活など幅広い場面で活用されています。今後もどんどん進化し、僕たちの生活を豊かにしてくれるでしょう。
そのため、これからの未来にワクワクするような事例を知りたい方は多いのではないでしょうか。
友村 晋そこで本記事では『2030未来のビジネススキル19』の著者で、未来予測のプロであるフューチャリスト友村晋が以下の内容を解説します!
- AIの面白い活用事例やサービス5選
- AIの身近な活用事例やサービス7選
- AIの活用で期待できること
AIの面白い活用事例を知り、2030年の生き残り戦略の参考にしてみてください。
なお、友村晋のYouTubeチャンネルでは「自分の力でお金を稼ぐ!」をテーマに、2030年の未来予測と備え方をお伝えしています。激動の時代を生き抜くために最新情報を発信していくので、ぜひチャンネル登録をお願いします!
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AIの面白い活用事例5選
AIは遠い存在ではなく、日常ですでに活用されています。そのなかでも面白い活用事例を5つ紹介します。
- 面接
- モデル
- 画像生成
- 自動翻訳機能
- バームクーヘン専用オーブン
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.面接
面接による選考の補助としてAIが活用されています。
harutaka IA(ハルタカインタビューアセスメント)は、面接映像を自動で集め、見える化・分析するシステムです。
ソフトバンクは2020年時点で一次選考にharutakaを採用。送られてきた録画をAIがチェックし、合格者を決めています。
友村 晋当時の時点で、動画面接における選考作業を約70%も削減することを見込んでいます!
AIによる不採用の判断が正しかったかどうかだけを人間がチェックすることにより、大幅な時間短縮が実現するという仕組みです。
応募者も選考会場への移動にかかる時間や費用を軽減できるため、双方にメリットがあります。
参考:ソフトバンク|新卒採用選考における動画面接の評価に AIシステムを導入
2.モデル
AIはモデルを生成できるまで進化しています。
フリー素材のダウンロード・アップロードのサイトである写真ACが提供しているサービスが代表的でしょう。プロンプト(AIに指示するテキスト)の文章をもとに、架空の人物画像を生み出します。
友村 晋AIが生成した画像は実在する人物ではないため肖像権がありません。
そのため気軽に利用できるだけでなく、ポーズや場所といった条件を変えて無限に作り出せるメリットもあります。将来、モデルの仕事は知名度の高い人にだけ集まっていく構図になるでしょう。
3.画像生成
AIは自動で画像を生成します。現在広く知られているのは、ChatGPTとDALL・E2、およびDALL・E3の連携です。
画像を生成するスピードも早く、命令文を入力するとほんの数秒で複数の画像を生成します。いろいろな候補の中から自分のイメージに近いものを選べるでしょう。
友村 晋無茶な組み合わせにも対応してくれるため、唯一無二の画像を生成できます。
DALL・E3では文章の読解力がアップしたため、よりイメージに近い画像を生成できるようになりました。
なお、イギリスのStable DiffusionはAI画像ジェネレーターを無料で利用でき、画像生成が可能です。
基本的に商用利用は可能とされていますが、条件を満たす場合には著作権違反になる可能性があります。利用サービスの規約を必ずチェックしてから使いましょう。
4.自動翻訳機能
自動翻訳は、AIを利用して日本語や英語などを別の言語に翻訳するサービスです。
友村 晋現在はChatGPTをはじめ、さまざまな翻訳ツールがあります。
人間による確認作業が必要にはなりますが、翻訳にかかる時間の短縮が可能です。海外とのやりとりが必要な企業では、業務の効率化に役立つでしょう。
ただし、日本人以外と真のコミュニケーションをとるには、英語が超重要スキルになってきます。
詳しくは関連動画「チャットGPTなどAIによる自動翻訳があれば、英語の学習は不要か?英会話は習う必要がない?英会話業界は斜陽産業なの?」でお伝えしています。
若い方やお子さんのいる方は必見の動画です!ぜひ一度見てみてくださいね。
5.バームクーヘン専用オーブン
お菓子を製造する企業であるユーハイムは、AIを搭載したバームクーヘン専用オーブン「THEO(テオ)」を開発しました。
職人の技をAIに学習させ、長年の修行を受けたかのようなレベルでバームクーヘンを焼き上げられる機能があります。
友村 晋従来の機械は買ったときの性能より向上することはありませんが、THEOはAIを搭載しているため、機能のアップデートが可能です!
職人は焼き加減をみて臨機応変に作業しますが、THEOは色を見て学習することで人と同じ作業を再現します。その結果、焼き上がるバームクーヘンがどんどんおいしくなっていくわけです。
2023年10月時点で、全国のホテルや喫茶店などで20台が稼働しています。
AIの身近な活用事例7選【業種別に解説】
ビジネスにおけるAIは、すでに実証実験や実用化が進んでいるものが多く、身近な存在になってきています。
そこで、僕が注目する7つの業種に分けて、AIの活用事例を紹介します。
- 小売業界
- 教育業界
- 飲食業界
- 医療業界
- 金融業界
- 自動車業界
- 農業業界
それぞれ具体的に解説するので、ぜひ参考にしてください。
1.小売業界
企業の経費で一番の割合を占めているのは「人件費」です。小売業界も同じで、利益率を上げるには人件費の見直しが欠かせません。そこで役立つのがAIです。
友村 晋とくに次世代コンビニは、AIの活用で小売業の未来を変えると予測できます。
今話題の「Amazon GO」と「TOUCH TO GO」をみていきましょう。
なおAmazon GoとTOUCH TO GOについては、関連動画「【2023年最新】無人コンビニの未来、アマゾンのAmazonGoか、高輪ゲートウェイ駅のタッチトゥーゴー(Touch to go、TTG)か?】」でくわしく解説しています。あわせてご覧ください!
1-1.Amazon GO
Amazon Goは無人決済できるコンビニで、2023年12月の時点でアメリカ内に27店舗を展開中です。
事前にスマホにAmazonGoのアプリ、クレジットカードを登録しておけば、バーコードを表示させるだけで入店できます。
複数台あるカメラが顔や手の動きをチェック、誰が何を取ったかをAIが認識。マイバックや買い物袋にそのまま商品を入れ、会計に立つことなく店外に出られます。
店を出るとAmazonアカウントで自動精算される仕組みです。
1-2.TOUCH TO GO
TOUCH TO GOは、日本で唯一実用化されているAI無人決済店舗システムです。2020年3月、高輪ゲートウェイ駅のコンビニで初めてシステムの運用が開始されました。
現在は業種・業態・規模を問わずシステムが導入されており、店舗は全国に拡大しています。
AIの技術を使うことにより顔認証や商品の認識が可能で、レジに立った瞬間支払い金額がわかり、キャッシュレス決済ができるシステムです。
2.教育業界

教育業界では、AIを搭載した学習システムの導入が進んでいます。
たとえば「atama+」は、全国の多くの塾で導入されているAIの学習システムです。
AIが判断して一人ひとりにあったプログラムを提供してくれます。
友村 晋ムダがなくなり、効率よく学習できるのが特徴です。
問題を解けば解くほどAIが学習し、自分の苦手な分野を出題してくれるようになるため、苦手の克服に役立ちます。
参考:atama+
3.飲食業界
飲食業界では、AIを搭載した配膳ロボットや料理ロボットの開発、実用化が進んでいます。
ガスト、バーミヤンなどを展開する「すかいらーくグループ」では「ベラボット」というネコ型の配膳ロボットを導入しました。
AIが音声や表情をつくり、人とコミュニケーションをとれるので、子どもだけでなく大人にも人気です。
友村 晋ちなみに海外はさらに進んでいます!
中国の天津市では、注文から料理の提供、会計までのサービスのほとんどが自動化されているロボットレストラン「X未来レストラン」が2018年にオープンしています。
全工程をAIロボットとAI管理システムで運営しており、蓄積したデータをもとに毎日必要な材料を正確に仕入れることも可能です。
人手不足の解消や業務の効率化のため、調理ロボットを採用する企業がどんどん増えていくでしょう。
4.医療業界
医療業界では、診断のサポートや手術支援のためのAI導入が進んでいます。
たとえば、消化器内視鏡向けのAIを搭載した医療機器は、国内でも一部が承認を得ています。
先端に小型カメラのついた太さ1cmほどのチューブを体内に挿入し、食道や胃、十二指腸、大腸の内部を観察・診断すること。そのまま治療をおこなうこともある。
カメラで撮影した画像をAIで検査することによって、人の目では見逃してしまうほど判別しにくいポリープやがんを瞬時に見分けられます。
友村 晋従来の方法だと、数千枚の画像のチェックが必要になることもあるそうです…!
最終判断は医師がおこないますが、身体や精神にかかる負担を大きく軽減してくれています。
5.金融業界
金融業界では、資産運用の自動化にAIが導入されています。
友村 晋一例がウェルスナビやPayPay投信AIプラスです。
証券会社でお金の運用を担当するプロがやっている、株や債券といった資産配分の決定や売買を、AIが代わりに実行します。
うまくいっている運用理論やビッグデータを学習させるため、投資に詳しくない方が運用するよりも良い結果が期待できるわけです。
投資の勉強をする手間が省けるため、収入アップのためにリソースを割けますよ。
6.自動車業界
自動車業界では自動運転でAIが導入されており、とくに僕が注目しているのはテスラです。
友村 晋イーロン・マスクは電気自動車のことを「4つのタイヤがついたスマホ」と言っています。
AIが画像解析や判断、予測をして運転するのです。アップデート可能なので、どんどん賢くなっていきます。
ほかにもNIO、autoXなど中国やアメリカで開発が進み、autoXでは社員限定で実用化されています。運転席に人がいなくても、遠隔操作で運転が可能です。
なお、自動運転に関して日本は世界に後れを取っています。
そのなかでもホンダは健闘しており、GM、クルーズと共同開発を行っている「クルーズ・オリジン」はレベル4の実証実験中です。2026年に自動運転配車サービスの開始を見込んでいます。
参考:Honda|第1回L4モビリティ・アクセラレーション・コミッティ資料
自動運転の進み具合は米国のSAE(自動車技術会)が定義づけしており、それをもとに国土交通省が以下のようにレベル分けしています。
| レベル | AIでできること |
|---|---|
| レベル1 | 運転支援 |
| レベル2 | 特定条件下での自動運転機能(レベル1の組み合わせ) 特定条件下での自動運転機能(高機能化) |
| レベル3 | 条件付き自動運転(ドライバーの対応が必要) |
| レベル4 | 特定条件下における完全自動運転 |
| レベル5 | 完全自動運転 |
僕がわかりやすいように考えた自動運転のレベルは、以下の通りです。
| レベル | AIでできること |
|---|---|
| レベル1 | ハンドルかアクセルどちらか自動(場所限定) |
| レベル2 | ハンドルもアクセルも自動(場所限定) |
| レベル3 | スマホをみられるくらい。ただし運転席には座る(場所限定) |
| レベル4 | 運転席にいなくてもいい(場所限定) |
| レベル5 | 車は動く部屋になる |
完全に自律して安全な自動運転ができれば、自動車は「動く部屋」になるでしょう。
次の世代の覇権を握るため、自動車会社だけでなくGoogleやAppleといったソフトウェアの会社も参入しており、激しいAIの開発競争を繰り広げています。
僕がYouTubeにあげている動画「【ホンダのレベル3だけじゃない!最新!世界の自動車運転の未来、中国のAutoXや百度の最先端技術(最新テクノロジー】」では、自動運転の未来について解説しています。ぜひ合わせてご覧ください!
7.農業業界
農業は就業者の高齢化や人手不足が著しく、早急に業務を効率化する必要があります。
友村 晋AIの活用が欠かせない分野です。
たとえば、以下のようなことにAIが利用されています。
- 無人トラクター:天候条件や生育状況のデータをもとに作業内容を自動で決定する
- 自動で水をまくシステム:気温と湿度から水をまく量を決める
- 収穫ロボット:カメラで野菜や果物をチェックしたデータから収穫にベストな時期を判断する
このように、センサーによるデータ収集とAIを組み合わせることによって、今まで人が経験で判断していたことの自動化が近い将来に実現するでしょう。
とくにクボタは積極的に技術開発を進めており、日本の農業が抱える社会課題だけでなく品質の向上も目標にしています。世界に先がけた実用化により、もうかる農業の実現が期待されています。
なお、AIやRPAに関する情報は「フューチャリスト友村晋のYouTubeチャンネル」でも発信しています。
最新情報を定期的に更新していくので、ぜひチャンネル登録をして見逃さないようにしてくださいね。
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AIの活用で期待できること

AIは上手に使うことで、ビジネスや日常生活にメリットをもたらし、生活をより豊かにしてくれるでしょう。「敵」ととらえるのではなく共存することが大切です。
ここでは、AIを活用することによる3つの期待を紹介します。
- コスト削減
- 人材不足による問題の解消
- 業務の効率化
それぞれ詳しく解説します。
1.コスト削減
データ分析をAIに任せることで、作業にかかる工数だけでなく経営にかかるコストまで削減できます。
友村 晋大量のデータを分析することはAIの得意分野です!
たとえば、伊勢で古くから営業している食堂「ゑびや」では、日々の店舗データや天候などの大量のデータをAIに分析させ、来客予測を立てることに成功しました。
これにより、前日の仕込みを必要な分だけにしたり、勤務シフトを最適化したり、さらには食品ロス率を減らしたりすることを実現。その結果、5年間で利益率を約10倍にまで向上させています。
このように、長年蓄積してきた情報や経験で毎日判断していたことをAIに任せれば、未来の予測精度が高まります。計画的な経営が可能になり、ムダなコストを減らせるわけです。
参考:EBILAB(エビラボ)
2.人材不足の問題解消
人間でなくてもできる業務をAIに任せることで、人材不足の解消につながります。
たとえば画像の識別は、AIが得意な作業の代表例のひとつです。
大量の画像のなかから、通常とは異なる部分だけを発見する作業は、人間よりもAIに任せたほうが圧倒的にはやくなります。
友村 晋AIは人間のように休む必要がないため、365日稼働でき、頼もしい労働力として期待できます!
人間は、何が識別できれば課題解決につながるのかを考えるだけですみます。
自分の考えた仮説を休まず実行してくれる助手としてAIを活用することで、少ない人手で多くの課題を解決することが可能になるでしょう。
3.業務の効率化
AIの導入により業務の効率化が可能です。これまで人間が時間をかけてやっていた作業を、AIが短時間でおこなってくれます。
たとえば、生成AIであるChatGPTを利用すれば、文章の作成や企画のアイデア出し、翻訳などさまざまな業務のアシスタントになってくれます。
友村 晋AIのほうがはやいことは徹底的に任せて、業務を効率化していきましょう!
そうすれば、以下のように人間にしかできないことに注力でき、食いっぱぐれない人材になれます。
- マネジメント業務
- ホスピタリティーの高い接客
- 人の悩みを考えること
AIは確実に私たちの生活を変えていきます。ぜひ本記事を参考にして生活や就職、ビジネスに役立ててください。
AIやRPAが発展する未来で生き残るための情報は「フューチャリスト友村晋のYouTubeチャンネル」でも発信しています。今後のキャリア戦略の検討に、ぜひご活用ください!
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